日本版IFRSの初度適用時に遡及適用が必要

 企業会計基準委員会は10月23日、第4回IFRSのエンドースメントに関する作業部会を開催した。同部会はエンドースメントされたIFRSの設定を進めており、修正・削除の対象として勘案すべき項目の洗出しを続けてきた。今回は、金融商品について「非上場株式の公正価値測定」など5項目を要検討候補としたほか、エンドースメントされたIFRSを初度適用する場合は遡及適用を行うことを提案した。
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