海外資産関連事案の調査件数は高水準で推移~国税庁、平成28事務年度の相続税調査事績を公表

国税庁はこのほど、「平成28事務年度における相続税の調査の状況について」を公表しました。

全体の実地調査の件数は12,116件(前年比101.5%)、申告漏れ等の非違があった件数は9,930件(101.7%)、申告漏れ課税価格は3,295億円(同109.7%)となっています。

このうち、海外資産関連事案では、917件(同106.8%)の実地調査が行われ、そのうち、海外資産に係る申告漏れ等の非違件数が117件(同100.0%)、申告漏れ課税価格は52億円(同112.1%)となっています。

なお、海外資産関連事案の調査件数の917件は、昨事務年度の調査件数の859件を58件ほど上回っており、海外資産関連の調査が年々増加傾向であることが覗えます。

提供元:kokusaizeimu.com

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