【Monthly Pick-Up!】File.4 リース新基準の影響~「リース期間」もBS計上額増加の要因に~

2019年度より適用されたIFRS16号「リース」では、従来オペレーティング・リースに分類していたリースも含め、原則すべてのリースをオンバランス(BS計上)する。すでに日本でも同様にすべてのリースをオンバランスさせる会計基準の開発に着手しているため、日本基準の会社がIFRS16号の影響を先行事例として把握しておくと参考になる点が多いと思われる。
本誌がIFRS16号適用会社の第1四半期報告書を確認したところ、多くの会社が「使用権資産」と「リース負債」を計上(独立掲記)していた。ただしその計上額をみると、単純に直近年度末で解約不能オペレーティング・リースとして注記されていた額がそのままオンバランスされたわけではなく、会社によっては数倍の使用権資産・リース負債が計上されている。本号では、特に影響が大きいといわれていた小売業を中心に、IFRS16号適用初年度の第1四半期報告書と直前年度末の有価証券報告書を比較しながら、その要因をみていきたい

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