IFRSへの移行、 「コンドースメント・アプローチ」で

 SEC(米国証券取引委員会)は12月6日、AICPA(米国公認会計士協会)の全国大会(ワシントンD.C.)で講演した、副主任会計士ポール・ベスウィック氏のスピーチ内容を公表した。当然、個人的な見解という断りを入れての発言であるが、IFRS(国際会計基準)に対してかなり冷静な受け止め方をしているようだ。この立場を採れるのはSECという市場の番人だからであろうか。時間をかけてでもより良い基準を完成させていこうという意思が感じられる。本誌では、IFRSに関する部分を抜粋して紹介する。
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