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消費税執行体制 今事務年度で東京局・大阪局に専門部署を設置

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毎年発行の国税庁レポートの2018年版では,消費税の適正・公平な課税について「消費税は,税収の面で主要な税目の一つであり,国民の関心も極めて高いことから,一層の適正な執行に努めています」とし,虚偽申告による不正還付防止と,金密輸に伴う輸入消費税の脱税に対応していくことを明示している。東京国税局長のインタビューでの発言もあったとおり( №3523 ),今事務年度からは同局と大阪局に,消費税担当の「統括国税実査官」を配置した。消費税の観点から情報収集・分析や調査企画,ノウハウの開発・共有を行うことによって,消費税調査事務の質的・量的な充実を図っていくという(2頁)。

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