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上場株評価損否認の認容の対応関係

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2月8日の日経平均株価の終値は,約30年ぶりに2万9,000円台の高値を付け,3万円の大台に乗る勢いが続く。株価好調な企業が多い中,コロナ禍での生活様式の変化に対応できないなどの理由で株価が大幅に下落している上場企業が少なからず存在する。上場株式の評価損については,トリガーとなる基準をコロナ禍の契機に見直すことも認められる( №3598 )。過去に会計の減損分を別表否認していた金額を,今回認容する場合は減損時期の状況によって対応は異なる(10頁)。

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