※ 記事の内容は発行日時点の情報に基づくものです
電子取引制度とFAX
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電子取引制度において,ファクシミリ(以下「FAX」)による取引情報のやり取りが「電子取引」に該当するかどうかは,その機能や使用状況により異なる点に留意したい。
令和4年1月からスタートする改正電子取引制度(電帳法7)では,代替措置である書面出力保存が廃止され,電子取引を行った場合には,原則通り,電子データでの保存が義務付けられる。
注目されていたのはFAXによる取引情報のやり取りが,電子取引に該当するかどうかだ。
電子取引は,「取引情報の授受を電磁的方法により行う取引」と定義されており,FAXによる取引情報のやり取りは「電子取引」に該当するとも考えられる。
しかし,電子帳簿保存法取扱通達7-8《ファク...
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