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[全文公開] 今週のFAQ(3/11/29)<電子帳簿保存・スキャナ保存の承認件数>

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令和3年度税制改正で電子帳簿保存制度とスキャナ保存制度の要件が抜本的に緩和されましたが,直近の利用件数はどれくらいありますか?

国税庁が10月29日に公表した統計年報によると,電子帳簿保存の承認件数は令和2事務年度末の累計承認件数が34万3,808件(前事務年度27万2,405件)となっています。

また,スキャナ保存の承認件数は令和2事務年度末の累計承認件数が6,514件(同4,041件)となっています。

なお,過去5事務年度の両制度の累計承認件数の推移は次の通りです(カッコ内がスキャナ保存の累計承認件数)。

  電子帳簿保存(スキャナ保存)
平成28事務年度 18万8,355件(1,050件)
平成29事務年度 20万724件 (1,846件)
平成30事務年度 22万5,384件(2,898件)
令和元事務年度 27万2,405件(4,041件)
令和2事務年度 34万3,808件(6,514件)