9月7日の外国為替市場は、一時1ドル144円台を突破するなど、平成10年8月以来24年ぶりの円安水準を記録した。今回の急激な為替相場の変動は、企業が保有する外貨建資産等の円換算に当たり、今後の財務内容に影響を与えそうだ。外貨建資産等の円換算については、発生時換算法又は期末時換算法のいずれかの方法で換算した金額となり、一定の手続が必要となる。また、手続が不要とされる「円換算特例」の留意点をお伝えする（2頁）。

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