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税理士のための一般財産評価入門(24)庭内神し及びその敷地の評価

 税理士 武田 秀和

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略歴 1975年中央大学法学部卒業後、東京国税局に入局。東京国税局資料調査課、浅草、四谷税務署資産課税部門等を経て、2008年8月武田秀和税理士事務所開設。

主な著書に「一般動産・知的財産権・その他の財産の相続税評価ポイント解説」「遺産分割と遺贈の相続税実務ポイント解説」「『相続税・贈与税の重要テーマ』ポイント解説」(いずれも税務研究会出版局)等がある。

〔前回([23])は №3702 (令和4年5月9日号)に掲載いたしました。〕

24  自宅敷地内に祖父の代からお稲荷さんが祀ってあります。商売繁盛のために敷地の一角を区切って設置したものですが、お稲荷さんとその敷地の評価はどうするのでしょうか。

屋敷の中にあるお稲荷さんやお不動さん等、いわゆる庭内神しといわ...