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うちの経理部は海外取引に弱いんです! 第33回 海外駐在員の源泉徴収と確定申告(上)

 税理士 伴 忠彦

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略歴: 税務大学校教授、杉並税務署長、東京国税局国際課税担当統括官、国税庁国際企画官、東京国税局国際監理官、川崎北税務署長などを歴任、現在税理士・東京富士大学客員教授

〔前回(第32回)は №3739 (令和5年2月6日号)に掲載いたしました。〕

この連載は中堅企業の海外取引に関する法人税、源泉所得税、消費税をテーマにしていますが、今回の記事が掲載される頃は、確定申告の追い込みの時期だと思います。

確定申告は社員個人の税務手続で、会社に責任がある税務ではありません。とはい...