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うちの経理部は海外取引に弱いんです! 第36回 昨年の海外取引調査の実績とは?(上)

 税理士 伴 忠彦

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略歴 税務大学校教授、杉並税務署長、東京国税局国際課税担当統括官、国税庁国際企画官、東京国税局国際監理官、川崎北税務署長などを歴任、現在税理士・東京富士大学客員教授

〔前回(第35回)は №3751 (令和5年5月8日号)に掲載いたしました。〕

長く続いたコロナ禍も落ち着いてきましたので、その間は減少していた税務調査の件数も、今後は以前どおりに戻ってくると思われます。

国税庁は毎年、事務年度ごとの税務調査の事績を公表しています。法人の調査関係で最近のものは、令和4年12...