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うちの経理部は海外取引に弱いんです! 第37回 昨年の海外取引調査の実績とは?(下)

 税理士 伴 忠彦

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略歴 税務大学校教授、杉並税務署長、東京国税局国際課税担当統括官、国税庁国際企画官、東京国税局国際監理官、川崎北税務署長などを歴任、現在税理士・東京富士大学客員教授

〔前回(第36回)は №3755 (令和5年6月5日号)に掲載いたしました。〕

前回(上)に引き続き、国税庁が公表している「令和3事務年度法人税等の調査事績の概要」(以下「公表」といいます)から、消費税と源泉所得税の調査事績や調査事案の例を見て行きます。

特に消費税は、インボイス制度も間近に控えて、税務調査...