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令和7年度税制改正のポイント① 法人課税 中小企業特例等

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昨年12月27日に閣議決定された令和7年度税制改正の大綱に基づき、改正内容のポイントをお伝えする。法人課税関係の改正では、新リース会計基準を踏まえたリース税制の整備が行われる。オペレーティング・リースについて、新リース会計基準では賃貸借処理が認められなくなる一方で、法人税では賃借料として「債務の確定した部分の金額」の損金算入を認める(賃貸借処理を維持)。

中小企業経営強化税制については、売上高100...