1 財務報告に係る内部統制

※ 本コンテンツは刊行日時点の情報に基づくものです

「内部統制」とは、基本的に、業務の有効性及び効率性、財務報告の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守並びに資産の保全の4つの目的が達成されているとの合理的な保証を得るために、業務に組み込まれ、組織内の全ての者によって遂行されるプロセスをいい、統制活動、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング(監視活動)及び IT(情報技術)への対応の6つの基本的要素から構成される。このうち、「財務報告の信頼性」とは、財務諸表及び財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性のある情報の信頼性を確保することをいう(「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準」の「Ⅰ.内部統制の基本的枠組み」の「1.内部統制の定義」)。

「財務報告」とは、財務諸表(連結財務諸表を含む)及び財務諸表の信頼性に重要な影響を及ぼす開示に関する事項に係る外部報告をいい(内部統制府令2条2項)。.........

(全文 文字数:556文字)

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