JICPA 表示・開示に関する会計基準の必要性を検討

調査・研究資料を公表し意見募集
( 04頁)
日本公認会計士協会(JICPA,森公高会長)は4月16日,会計制度委員会研究資料「我が国の財務諸表の表示・開示に関する調査・研究」を公表した。研究資料は,財務諸表の表示・開示に関する会計基準の必要性等に関する調査・研究結果等を取りまとめたもの。我が国の開示の現状分析や,IFRSの開示規定のうち,日本基準においても開示を検討すべきと考えられる事項等を記載している。現在,質問事項を設け意見募集中。期限は平成27年6月17日まで。

各国で開示に関する議論が進む

現在,IASB(国際会計基準審議会)やFASB(米国財務会計基準審議会)が財務諸表における開示に関する検討を実施するなど,世界各国で開示について...