金融庁・東証 政策保有株式解消へ論点整理
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金融庁と東京証券取引所は11月24日,第3回「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」(座長:池尾和人慶應義塾大学経済学部教授)を開催した。今回はCGコードの原則1‐4に示される「政策保有株式」をめぐる論点(政策保有の現状と,その解消に向けた施策等)について議論した。
当該原則は,政策保有株式の保有方針等の開示を求めるもの。事務局によると,開示された保有方針には「原則不保有または解消の方向性」を打ち出すものもあるが,大多数は方向性を示していないとのことだ。
西山賢吾氏(野村証券)は,「CGコードをきっかけとして,各社が保有の意味や目的を考え始めたことは前進...
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