2015年のIPOは98社で6年連続増加

前年より18社増,市場別はマザーズが最多
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2015年の新規上場(IPO)は98社で,前年よりも18社増加した。2015年も引き続き市況が堅調で,上場しやすい環境が継続していることが要因として挙げられる。業種別ではサービス業が26社で最多。前年トップだった情報・通信業を上回った。市場別ではマザーズが61社で全体の6割超を占めた。2015年は郵政グループ3社などの大型案件があったが,直接東証一部に上場した会社は8社で前年より2社減った。監査法人別では新日本が26社で最多。次いで,トーマツ(24社),あずさ(23社)と続いた。

2年振りにサービス業が最多

業種別ではサービス業が前年より8社増の26社で最多。前年トップだった情報・通信業は25社で...