トピックプラス 短信,有報・四半期報の提出延長相次ぐ

本誌 17年3月期第1四半期以降の事例を集計
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上場会社は,通期または四半期の決算が定まると,決算短信でその内容を開示する。投資家にとって重要な判断材料となるため,速やかに開示することが求められるが,不適切な会計処理や財務諸表等の誤りの発覚などにより,開示を延期せざるを得ない例が見受けられる。本誌は,この1年で決算発表を延期した会社,ならびに有価証券報告書・四半期報告書の提出期限を延長した会社を集計した。

調査対象

2016年6月30日以後に終了する年度決算または四半期決算から,2017年6月30日以前に終了する年度決算または四半期決算を対象としている。例えば,3月期決算会社の場合は,2017年3月期第1四半期から2018年3月期第1四半期まで...