決算短信,Non-GAAPの経営成績を併記した事例も

開示の自由度向上受け,2種類の経営成績を開示
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決算短信等の自由度向上を受け,EBITや段階利益など,経営者が意思決定する際に使用する独自の社内指標(GAAP(一般に公正妥当と認められる会計原則)に基づかない財務指標。以下,Non-GAAP指標)を決算短信に開示する事例が散見される。
GCA(東一,サービス業)やアイペット損害保険(東マ,保険業)では,サマリー情報の冒頭でNon-GAAP指標に関する説明を記載したうえで,(1)Non-GAAP指標による経営成績と(2)日本基準に基づく指標(以下,J-GAAP指標)による経営成績の2種類を併記していた。

上場会社の多くは様式どおりに開示

東京証券取引所は,2017年3月期に係る決算短信等から,サマリ...