本誌調査 GC注記,2017年4月期~2018年3月期は30社

重要事象等は96社が開示
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本誌が2017年4月期~2018年3月期の上場3,504社(日本基準採用)の有価証券報告書(有報)を調査した結果,「継続企業の前提に関する注記」(GC注記)を開示した会社は30社(前年同期37社)だった。一方,有報の「事業等のリスク」欄において「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況」(重要事象等)が存在する旨を開示した会社は96社ある。このうち66社は,GC注記を開示していない。

(編集部より)今年も本誌の別冊として2018年3月期有価証券報告書の「開示実例と傾向」を作成中です。別冊には,社名も含めたより詳細な情報を収録予定です。

GC注記30社の状況

決算日において,企業が将...