日本経営分析学会（BAA）と日本ディスクロージャー研究学会（JARDIS）は，10月13～14日の２日間にわたり，日本経済新聞社・大阪本社と関西学院大学・大阪梅田キャンパスで，連合大会を開催した。統一シンポジウム・テーマは，「経営分析の研究および教育の今後」と「わが国の会計，監査，およびディスクロージャーの在り方」である。

シンポジウムⅠ「経営分析の研究および教育の今後」では，司会に中條祐介氏（横浜市立大学教授，JARDIS副会長）を迎え，以下の４名が登壇した。

・ 薄井彰氏（早稲田大学教授，BAA会長）「経営分析の研究および教育の今後の５年」

・ 坂上学氏（法政大学教授，JARDIS会長）「研究方法のパラダイムシフトをもたらすもの」

・ 坂本恒夫氏（明治大学名誉教授）「経営力を見る　リスクの適応力をみる」

・ 柴健次氏（関西大学教授）「組織目的の相違を考慮した研究と教育」

シンポジウムⅡ「わが国の会計，監査，およびディスクロージャーの在り方」では，司会に奥村雅史氏（早稲田大学教授，BAA副会長）を迎え，以下の３名が登壇した。

・ 薄井彰氏（早稲田大学教授，BAA会長）「日本の会計，監査，およびディスクロージャーの研究とグローバルスタンダード」

・ 関根愛子氏（日本公認会計士協会会長）「わが国の公認会計士監査と公認会計士の果たすべき役割」

・ 前田昌孝氏（日本経済新聞社編集委員）「投資家から見たディスクロージャーの課題」