東証 IFRS任意適用会社の時価総額が4割超える

2019年度の決算短信「考え方」を分析
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東京証券取引所は9月7日,2020年3月期決算会社までの「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析結果を公表した(2020年6月末時点)。分析対象は2019年4月期~2020年3月期決算の3,671社。このうち,IFRS任意適用(予定も含む)会社は234社となり,前年度調査よりも9社増加した。234社の時価総額合計は255兆円であり,東証上場会社の時価総額611兆円のうち42%を占めた(前年比+6%)。

IFRS適用会社が東証時価総額の42%占める

上場会社は2015年3月末の決算短信から「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の項目においてIFRSの検討状況等に関する記載が求められ...