青山学院大学は９月29日，第19回「会計サミット」を開催した。今回のテーマは，「サステナビリティとESG情報」。第二部のパネル討論会には，サステナビリティについて，ESG（環境・社会・ガバナンス）情報を通して関わりのある企業，日本公認会計士協会，規制当局，研究者が登壇し，意見が交わされた。

ESGへの取組み，財務報告にも重要な影響

当日の主なプログラムは以下の通り。

第一部 特別講演 「サステイナブル　コーヒーで世界を変える」 川島良彰氏（株式会社ミカフェート） 第二部 パネル討論会 「サステナビリティとESG情報」 【パネリスト】（報告内容） 株式会社日本政策投資銀行　穴山眞氏（金融からみるサステナビリティ経営） 金融庁総合政策局　池田賢志氏（サステナビリティ開示をめぐる状況） ハウス食品グループ本社株式会社　浦上博史氏 （ハウス食品グループの取組み） 日本公認会計士協会　手塚正彦氏（サステナビリティとESG情報） 青山学院大学　升本潔氏（地球共生に向けた気候変動に対する取組み） 【コーディネータ】 青山学院大学大学院　山口直也氏

登壇者からの報告の中でカーボンニュートラルの実現に向けた取組みに関するものがあった。...