RIZAPグループで開示すべき重要な不備（11月26日）

RIZAPグループ（札ア，太陽）は11月26日，2019年３月期から2021年３月期の内部統制報告書に開示すべき重要な不備の記載があることを公表した。連結子会社の賃貸借契約の一部に報告漏れが判明したほか，IFRSに基づき作成した連結財務諸表の法人所得税注記等の記載について，誤りが認識されていた。同社は，連結子会社に対する情報共有が十分でなかったことに加え，網羅性を検証する統制が十分に機能していなかったことから，決算・財務報告プロセスに係る内部統制において，開示すべき重要な不備に該当すると判断した。

12社で会計監査人の異動（11月22日など）

11月26日までに12社が，会計監査人の異動を公表した。

EduLab（東一）は11月26日，有限責任あずさ監査法人の退任を公表した。同社では，10月15日付で会計処理に疑義が生じたことなどを理由に，2016年９月期から2021年９月期の第３四半期までの有報等それぞれに対し，意見不表明と結論不表明を付されていた。同社は，監査法人との信頼関係の低下に加え，同法人から監査契約終了の意向を受けた結果，契...