自民党 ISSBへのコメント提出についてヒアリング

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鈴木小委員長

自民党は8月4日、金融調査会と企業会計に関する小委員会(鈴木 けいすけ 小委員長)の合同会議を開催した。サステナビリティ開示に関する動向をヒアリングし、今後の課題について共有した。

冒頭に鈴木小委員長は、「国際ルールの中で日本として取り組むべきことは何か。気候変動の次に何をサステナビリティ項目にしていくのかといった議論も始まっていく」と述べた。その後、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)から、7月末に提出期限を迎えた国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の公開草案に対するコメント提出についてヒアリングした。今後の論点についても共有した。

鈴木小委員長は、国内企業にサステナビリティ開示を促すことが必要になる一方、他国と比べて大きな負担とならないよう、ISSB等への働きかけが重要との認識を示した。小委員会では今後、サステナビリティ開示の保証面の担い手についても議論していく方向。