ISSB 産業別要求事項に対する懸念示す
公開草案へのコメント募集締め切り
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IFRS財団の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が3月に公表した2つの公開草案「サステナビリティ関連財務情報の開示に関する全般的要求事項」(IFRS-S1)と「気候関連開示」(IFRS-S2)のコメント募集期間が締め切りを迎えた。8月26日時点では、両公開草案それぞれに個人・団体から約700件のコメントが寄せられた。日本からはサステナビリティ基準委員会(SSBJ)の他、日本公認会計士協会(JICPA)や日本経済団体連合会(経団連)、日本証券アナリスト協会(アナ協)などがコメント。IFRS-S2で提案されている産業別の要求事項への懸念などを示した。 |
日本の業界団体もコメント
日本からコメントを提出したのは、例えば以下の団体だ。基準設定主体や自主規制団体の他、業界団体もみられる。
・SSBJ
・JICPA ・経団連 ・アナ協 ・生命保険協会 ・日本損害保険協会 ・日本ガス協会 ・石油連盟 ・日本CFA協会 ・日本船主協会 ・セメント協会 ・全国銀行協会 ・日本鉄鋼連盟 ・日本証券業協会 ・日本貿易会 |
この他、資産運用会社が単独で提出したコメントもあった。
産業別要求事項への懸念など
日本からのコメントは、その多くが「国際...
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