図解で整理!税効果会計の基礎と考え方 第4回 繰延税金資産の回収可能性の判定手順
公認会計士 内田 正剛
はじめに
「繰延税金資産の回収可能性の判定の手順を知りたい」。判定の仕方は 繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針 (以下「回収可能性適用指針」とします)で詳しく規定されていますが、難しいイメージが強く全体像がつかみにくいですよね。判定の仕方を理解するためのコツは、「回収可能性とは何かを知ること」と「簡単な数値例を追いかけながら読むこと」の2つです。今回は、繰延税金資産の回収可能性の判定手順を、数値例を使いながらわかりやすく解説します。
また、週刊経営財務の誌面版では「事例でわかる 実務で使える 税効果会計」と題して、注記事例の分析や実務で使える情報をメインに解説しています。こちらも併せてお読みください。
〈掲載予定〉
回数テーマ掲載号1税効果会計って何?35632繰延税金資産・負債の計算方法と仕訳35663繰越欠損金と繰延税金資産35694繰延税金資産の回収可能性の判定手順35725フローチャートで解説!会社分類の判定の流れ35756回収可能性検討表の作り方35787その他有価証券の含み損益の税効果会計35818連結の税効果会計35849税効果会計の注記358710トピック別のまとめと周辺論点...
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