ミニファイル スチュワードシップ活動における課題
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コーポレートガバナンス(CG)改革の実質化に向けた「アクション・プログラム」が4月に公表された( No.3604・8頁 )。企業価値向上や投資家との対話などに関する課題解決に向け、施策を順次実施していくことが提言された。
この中で、企業と投資家との対話における課題の一つとして「スチュワードシップ活動の実質化」が挙がっている。金融庁が民間に委託した調査によれば、エンゲージメント(対話)のためのリソースの不足が現状の課題だという。実効的なスチュワードシップ活動のために必要なスキル・能力を持った人材が足りず、「業界で横断的に取り組まなければならない課題」との指摘が出ている。他方で上場企業の数もプライム市場...
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