JPX総研が７月から算出する「JPXプライム150指数」に注目が集まっている。「価値創造が推定される我が国を代表する企業で構成される指数」がコンセプトだが構成銘柄にトヨタ自動車が含まれていなかったからだ。

新指数の構成銘柄は、①エクイティ・スプレッド（ROEと株主資本コストの差）と②PBR（No.3590・62頁）を基準として、東証プライム市場銘柄から150銘柄を選出したもの。①では、当期と前期の値がいずれもプラスで、かつROEが８%超の銘柄のうち上位75銘柄を選定した。②では、①の選定銘柄を除いた、当期と前期のPBRの平均値がいずれも１倍を超える銘柄から上場時価総額の上位75銘柄を選定した。エ...