JICPA 中小企業の画定に企業成長の視点を

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日本公認会計士協会(JICPA)の茂木哲也会長は6月27日、「最近の協会・業界の主な動向」と「令和6年度税制改正意見書」をテーマに記者会見を開いた。JICPAが直近で公表した資料や税制改正意見書の重点意見について説明した。

JICPAは同日、IFRS財団の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が、最初の基準となるIFRSサステナビリティ開示基準(S1、S2)を公表したことを受け、会長声明を発出。茂木会長は、ISSBの基準の公表を歓迎するとともに「今後のさらなる取組みに期待する」とした。

会見する茂木会長

税制改正意見書については、佐藤敏郎常務理事が説明。重点意見として、「中小企業の画定に企業成長...