ドラマ経理DX~タスクフォース編~ 第5話 混迷?サイロ化ってなに?!
あずさ監査法人 Digital Innovation部 (執筆)八幡 菜々子、(監修)島田 武光
( 36頁)
いずみの祈りが通じたのか、過労で倒れた田所さんは四半期決算前に復帰した。一方、初めて経営会議向けレポートの作成を任されたいずみは、見たい数値を簡単に見られないもどかしさに悩む。経理部が各業務部門のデータを直接収集できないか田所さんに相談するも、良い案は浮かばず……。
※ 本連載の内容は執筆者個人の見解で、法人の見解ではありません。
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【登場人物】
<ケーピーエムジー商事> 井上いずみ(いのうえ・いずみ) :経理部員・タスクフォース事務局(入社4年目)。主人公「私」 田所彰人(たどころ・あきひと) :経理部員・タスクフォース経理部代表メンバー(入社9年目) 古田耕平(ふるた・こうへい) :情報システム部員・タスクフォース情シス代表メンバー(入社15年目) 梶井仁志(かじい・ひとし) :購買部員・タスクフォース購買部代表メンバー(入社11年目) 宍戸かおり(ししど・かおり) :営業部員(入社4年目)。いずみの同期。 |
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ようやく経営会議向けの月次レポートを提出した。ほかの仕事はまだ残っているけど、今日は定時で仕事は終わりと決めていた。
各部門の数値を集めるのに時間がかかって大変だったし、提出間際に田所さんから...
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