金融庁 サステナ開示の保証の導入案を示す

まずはスコープ1・2のみ保証の対象に
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金融庁・金融審議会は10月10日、第4回サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ(サステナWG、神作裕之座長)を開催した。前回( No.3661・10頁 )までの議論を踏まえ、有価証券報告書でのSSBJ基準の適用について、27年3月期より時価総額3兆円以上の東京証券取引所プライム上場企業から順に適用する案を「基本線」に、保証制度の方向性と開示の個別論点について議論。保証については、それぞれ開示基準適用義務化の1年遅れで導入し、まずはスコープ1・2のみを対象に監査法人・非監査法人による限定的保証を求める案が示された。

保証制度の方向性は今後も議論へ

事務局から示された保証の導...