IASB 企業結合の成果の開示などへの懸念聞かれる
IFRS第3号の改正案に対する意見を分析
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国際会計基準委員会(IASB)は10月21日から23日にかけて、ボード会議を開催した。22日の会議では3月に公表した公開草案「企業結合―開示、のれんおよび減損」(7月15日まで意見募集。 No.3656・22頁 に関連解説)に寄せられた意見について、事務局が概要を紹介。IFRS第3号「企業結合」について、企業結合の成果の開示などを求める提案をしていたが、主に財務諸表作成者から、商業上の機密や訴訟リスクといった観点から懸念が示される結果となった。意見の詳細な分析は、12月と2025年1月のボード会議で示される予定だ。 |
作成者からの意見が最多
IASBは、IFRS第3号の適用後レビューの結果を踏まえ、20...
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