ASBJ バーチャルPPA、デリバティブに該当するか否か検討
当面の取扱いを開発し、会計処理を明確化へ
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企業会計基準委員会(ASBJ)は、10月22日開催の第162回実務対応専門委員会および同29日開催の第535回委員会において、電力購入契約の一種であるバーチャルPPA(Power Purchase Agreement)の会計処理等に係る検討を行った。検討の進め方については、会計処理単位や時価評価の要否など、優先度の高い範囲に限定して、会計上の当面の取扱いを検討していく方針等が確認されている。また、「バーチャルPPAの会計処理がデリバティブに該当するか」などの論点も提示され、「非化石証書や契約の特徴を踏まえて、どのような会計処理が経済実態を表すのか等の検討を行うことが考えられる」等の方向性が示さ...
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