ASBJ VCファンドの出資持分、時価評価を選択可能に
「金融商品会計実務指針」を改正
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企業会計基準委員会(ASBJ、川西安喜委員長)は3月11日、改正移管指針第9号「金融商品会計に関する実務指針」を公表した。上場企業等が保有するベンチャーキャピタル(VC)ファンドの出資持分に係る会計上の取扱いを見直す内容。一定の要件を満たす組合等への出資は、当該組合等の構成資産に含まれるすべての市場価格のない株式について時価評価を可能とする。 |
時価評価オプションを選択可能に
企業が投資する組合等への出資に関しては、組合等の構成資産が市場価格のない株式(非上場株式等)の場合、企業は取得原価で評価することとされている。しかし、財務諸表の透明性向上と、それに伴い国内外からより多くの資金がVCファンド等に...
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