SSBJ ISSB基準改訂案へのコメントを議論

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サステナビリティ基準委員会(SSBJ、川西安喜委員長)は5月19日、第52回委員会を開催した。ISSB基準改訂案( No.3703・18頁 )へのSSBJの対応について議論した。

同案では、次の4つが提案されている。

①法域等が最新の地球温暖化係数(GWP)以外を使用するGHG排出量の算定方法の使用を要求している場合に、そのまま使用して算定・開示することを認める。

②報告企業内の一部企業がGHGプロトコルを、また別の企業がそれ以外の方法(例えば、日本では温対法)を使用することを認める。

③世界産業分類(GICS)以外の使用を認める。

④スコープ3のカテゴリー15「投資」の範囲をファイナンスド・エミッションに...