東証 監査法人交代時に前任者から経緯等を確認
新規上場時の会計不正事例を踏まえ再発防止策を導入へ
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| 東京証券取引所は12月9日、「第5回IPO連携会議」を開催した。第4回会議では会計不正が明らかになったAI開発のオルツにおける新規上場時の対応等について東証や監査法人、証券会社等による議論が交わされた。これを踏まえて、東証はこの日の会議で、上場準備期間に監査法人や主幹事証券会社が交代した場合に取引所が前任者に交代経緯等を確認するなどの再発防止策を示した。 |
不正防止に向け5つの柱
この日の会議では、東証からこれまでの議論の総論として、「会計不正などの新規上場に関する不正行為に関しては、IPO関係者(取引所、主幹事証券会社、監査法人)がそれぞれの役割を果たしつつ、協働してこれを防いでいくことが重要」、...
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