ASBJ 後発事象の会計基準、2027年4月から適用へ

次回の本委員会で公表議決する方向に
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企業会計基準委員会(ASBJ、川西安喜委員長)は12月9日、第565回本委員会を開催した。当日の審議により、「後発事象に関する会計基準」と「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」の公開草案(改正案)を次回(12月25日開催予定)公表議決する方向となった。後発事象の会計基準は、2027年4月1日以後開始年度の期首から適用される見込みだ。

後発事象の会計基準を公表へ

後発事象の会計基準案に寄せられたコメントへの対応の審議では、会計基準の文案や適用時期などについて検討した。同案は、原則として監査基準報告書560実務指針第1号「後発事象に関する監査上の取扱い」で示されている会計に関する内容を踏襲した...