年頭所感《公益社団法人 日本監査役協会 会長 山田 龍彦》
公益社団法人 日本監査役協会 会長 山田 龍彦
年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年11月、公益社団法人日本監査役協会の会長に就任いたしました。当協会は、2024年5月に設立50周年を迎え、現在、約7,900社、約9,700名の監査役、監査等委員、監査委員、監事(以下「監査役等」といいます)の会員とともに活動しております。
監査役等は、独立した立場から取締役の職務執行を監査することで、企業不祥事を防止し、企業の健全で持続的な成長を確保・担保し、企業統治体制の確立と運用において重要な役割を担っています。監査役等の実効性向上のため、法令・制度の改正が繰り返され、当協会でも研修事業や行動指針の策定、実務に資する各種報告書の作成など、様々な取り組みを進めてまいりました。
しかしながら、残念なことに会計不正などの企業不祥事は依然として発生しております。コーポレート・ガバナンスの担い手である監査役等として、より一層誠実に責務を果たしていく必要があると、改めて強く感じているところです。
「監査」を表すauditはラテン語の「audire(聴取)」に由来します。中世封建時代、荘園領主から派遣された監査人が荘園役人から聴き取り調査を行い、最...
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