【12月決算企業調査】アクティビストらの「攻め」続く 15社52議案の株主提案動向

株式会社プロネクサス  開示・教育支援事業部 調査研究グループ

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プロネクサス調査研究グループでは、2025年12月決算企業の株主総会における株主提案の動向について、「過去10年間に株主提案を受けた企業数と議案数」や「株主提案を受けた企業の開示パターン」、「株主提案を受けた企業の業種別内訳や上場市場」、「株主提案を実施した株主の提案企業数と議案数」などを調査しました。

その結果、株主提案を受けた企業数は、統計が確認できる16年以降で過去最多タイの15社、議案数は52議案と過去2番目に多い水準となりました。株主提案は近年増加傾向にあり、アクティビストがコーポレートガバナンス・コードや資本政策などの論点を踏まえ、複数企業に対して同様の株主提案を行うケースもみられるなど、引き続き「攻め」の姿勢がうかがえます。これに対して企業側はどのように「守る」かが問われています。株主総会シーズンが本格化する3月決算企業の傾向を占う上でも重要な手掛かりとなる12月決算企業の調査結果をお知らせします。

過去10年間に株主提案を受けた企業数と議案数

株主提案を受けた企業数は、統計が確認できる16年以降で過去最多タイの15社、議案数も52議案と過去2番目の高水準でした(図表1)。22...