2026年6月第1四半期IFRS決算Q&A 前編 強制適用となるIFRS会計基準等
有限責任監査法人トーマツ 公認会計士 岡田 成章
有限責任監査法人トーマツ 工藤 美保子
( 20頁)
本稿では、IFRS会計基準適用企業に2026年6月第1四半期決算において強制適用される基準及び公表済未発効の基準等を紹介します。また、IFRS会計基準ではないものの、IFRS適用企業の決算に影響する可能性があるIFRS解釈指針委員会(以下、「解釈指針委員会」)が公表するアジェンダ決定について説明します。なお、文中の意見に関する記載は、筆者の私見であり、筆者の所属する法人の見解ではありません。
Ⅰ.IFRS適用企業の2026年6月第1四半期に強制適用となる基準
| Q1 IFRS適用企業の2026年6月第1四半期に強制適用となる基準について教えてください。 |
2026年6月第1四半期に強制適用となるIFRSの基準は表1のとおりです。
【表1】2026年6月第1四半期に強制適用となるIFRSの基準等
公表時期基準等主な内容2024年5月金融商品の分類及び測定の修正(IFRS第9号「金融商品」及びIFRS第7号「金融商品:開示」の修正)①電子送金システムで決済される金融負債の認識の中止日を明確化②金融資産の契約上のキャッシュ・フローが基本的な融資の取決めと整合的かどうか、ノンリコース要素を有する金融資産、及...
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