INTERVIEW 滝波宏文・自民党企業会計小委員長に聞く 有報の総会前開示・会計不正・監査

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 自民党・金融調査会は、「金融調査会提言2026」を取りまとめた( 本号6頁 )。「企業会計に関する小委員会」に関する章では、「有価証券報告書の総会前開示」「会計不正事案への対応」「監査法人・公認会計士を巡る課題」など幅広い論点が挙がっている。米国公認会計士でもある滝波宏文小委員長に提言の背景や考えを聞いた。

1.小委員長に就任して

――2025年から小委員長に就任されました。意気込みを教えてください。

過去には骨太に向けて提言を公表していない年もありましたが、小委員長を引き受けたからには、政府に党の意見を提言として届けたいと思っていました。公表して終わりではなく、提言に盛り込んだ内容の実施までつなげて参ります。

2.提言の各論

①有報の総会前開示

――提言の中では様々な論点について触れられています。まずは有報の総会前開示について、どのようにお考えでしょうか。

有報のような年次報告書が総会前に開示されることは、諸外国では普通のことです。日本企業も事前に有報を開示して総会を迎えるべきだと思っていました。

現在は多くの外国人投資家が日本のマーケットに興味を示しています。日本企業の努力がしっかりと開示されてから総...