ビリー・アイリッシュ【マネジメント倶楽部・ロックンロールマネジメント】

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このコラムは『マネジメント倶楽部』2020年5月号に掲載されました。

史上最年少でグラミーを制した「新世代のスーパースター」
 2020年1月に行われた「第62回グラミー賞」にて、史上最年少の18歳で、年間最優秀楽曲賞、最優秀新人賞、年間最優秀アルバム賞、年間最優秀レコード賞の主要4部門受賞を含む5冠の快挙を達成し、現在、世界で最も注目されているアーティストが、ビリー・アイリッシュです。個性的なファッション、囁くような美しい声、グロテスクで強烈なミュージックビデオなど、その全てが話題となり、絶賛されている彼女。そんな彼女について、今回は紹介したいと思います。

ネット配信からの成功
 2001年12月18日、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで、俳優の両親のもとに生まれたビリー・アイリッシュは、母親が歌手・作曲家として活動していたこともあり、幼い頃から4歳年上の兄・フィネアスと共に、音楽の基礎や作曲についての教育を受けていました。個性を磨き、好きなことを追求させるという両親の方針で、学校には通わずに自宅学習で育てられた彼女は、8歳でロサンゼルス児童合唱団に参加。11歳で、兄と共に曲を書き始めます。
 2015年、彼女は兄のフィネアスが元々自身のバンドのために書いていた楽曲『Ocean Eyes』を録音し、インターネット上の音楽共有サイト「SoundCloud」にアップしたところ、爆発的な人気となり、音楽ストリーミングサービス「Spotify」で2億回以上の再生回数を記録。翌2016年に14歳でレコード会社と契約した彼女は、2017年にはNetflixの人気ドラマ『13の理由』のサウンドトラックに『Bored』が起用され、その後も次々とクオリティの高い楽曲をリリースし、着実に評価を高めていきます。
 2018年には英BBCが選ぶ期待の新人「BBCミュージック・サウンド・オブ・2018」、米ビルボードの「次にブレイクする、21歳以下のアーティスト」に選出され、2019年3月、満を持してデビューアルバム『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』をリリース。このアルバムは全米、全英など世界18カ国で1位を獲得し、2019年に世界で最も売れたデビューアルバムとなったほか、米ビルボードの年間アルバム・チャートでは史上最年少で1位に輝くという快挙となりました。
 また、アルバムにも収録されたシングル曲『bad guy』は2000年以降に生まれたアーティストとしては史上初の全米シングル・チャート1位を獲得。2019年は、ビリー・アイリッシュにとって記録づくめの年となりました。

兄と二人三脚で作り上げた革新的なサウンド
 ビリー・アイリッシュの楽曲の特徴として挙げられるのが、兄であるフィネアスと二人三脚で作り上げられるシンプルでダークなサウンドです。彼女の楽曲は、派手なメロディーやサウンドはほとんどありませんが、少ない音数の中、「サブベース」と呼ばれる地を這うような低音がとても効果的に使われており、陰鬱ながらも心地良いという不思議な感覚をリスナーに与えています。明るさや華やかさとは正反対の楽曲で、世界の頂点に立ったビリー・アイリッシュ。「音楽界の革命児」とも称される彼女から、今後も目が離せません。

文・イラスト 西浦謙助


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