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税理士のための一般財産評価入門 ⑮ 森林の主要樹種の立木

 税理士 武田 秀和

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略歴 1975年中央大学法学部卒業後,東京国税局に入局。東京国税局資料調査課,浅草,四谷税務署資産課税部門等を経て,2008年8月武田秀和税理士事務所開設。

主な著書に「資産税実務のポイントQ&A」「一般動産・知的財産権・その他の財産の相続税評価Q&A」「遺産分割協議と遺贈の相続税実務Q&A」「税理士のための『相続税の小口案件』対応マニュアル」(いずれも税務研究会出版局)等がある。

〔前回(⑭)は №3550 (平成31年4月1日号)に掲載いたしました。〕

15  相続財産に2ヘクタール(ha)ほどの山林があります。松,杉やひのきが植林されていますが,これら樹木の評価はどのように行いますか。

杉及びひのきの立木の価額は,財産評価基本通達別表2の「主要樹種の森林の立木の標準価額表等」に掲げ...