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税理士のための一般財産評価入門 ⑱ 景観重要建造物・歴史的風致形成建造物である家屋及びその敷地の評価

 税理士 武田 秀和

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略歴 1975年中央大学法学部卒業後,東京国税局に入局。東京国税局資料調査課,浅草,四谷税務署資産課税部門等を経て,2008年8月武田秀和税理士事務所開設。

主な著書に「『相続税・贈与税の重要テーマ』ポイント解説」「遺産分割と遺贈の相続税実務 ポイント解説」「一般動産・知的財産権・その他の財産の相続税評価Q&A」(いずれも税務研究会出版局)等がある。

〔前回(⑰)は №3598 (令和2年3月23日号)に掲載いたしました。〕

18  相続した家屋が景観重要建造物に指定されています。この家屋は,景観法の規制により増改築に制限を受けますので,評価にあたって何らかの斟酌ができますか。

景観重要建造物又は歴史的風致形成建造物に指定された家屋及びその敷地は,増改築等...