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[全文公開] 今週のFAQ(3/11/8)<税理士による登録申請書の代理送信>

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税理士がe-Taxソフト(WEB版)を利用して適格請求書発行事業者の登録申請手続を代理送信する場合の留意点を教えてください。

登録申請手続等は,郵送のほか,「e-Taxソフト」,パソコンを利用して申請する「e-Taxソフト(WEB版)」及びスマートフォンやタブレットを利用して申請する「e-Taxソフト(SP版)」で行うことができます。税理士が,e-Taxソフト(WEB版)で登録申請手続を代理送信する場合の主な留意点は以下のとおりです。

◆e-Taxソフト(WEB版)を利用した代理送信に関する主な留意点
税理士がe-Taxソフト(WEB版)を利用して登録申請手続を代理送信するに当たって準備が必要なものとは。 ・税理士本人の利用者識別番号及び暗証番号
・日税連発行の電子証明書
・ICカードリーダライタ
・関与先の利用者識別番号
税理士がe-Taxソフト(WEB版)を利用して代理送信を行う場合,誰の利用者識別番号でログインするのか。 税理士の利用者識別番号でログインする。代理送信を行う場合,登録申請手続選択後の画面において,関与先の情報を入力することになる。
e-Taxソフト(SP版)を利用して代理送信できるのか。 e-Taxソフト(SP版)は,個人事業者向けのソフトウェアであるため代理送信はできない。
代理送信を行った場合,税理士が関与先の登録通知データを受け取ることができるのか。 税理士が関与先の登録通知データを受け取ることはできない。登録通知データは関与先の「送信結果・お知らせ」内の「通知書等一覧」にのみ格納される。
税理士は,どのようにして関与先の登録通知データが格納されたことを確認できるのか。 事前に関与先の利用者情報に税理士のメールアドレスを登録しておくことで,登録通知データが関与先の「送信結果・お知らせ」内の「通知書等一覧」に格納されたときに登録したメールアドレスにお知らせメールが送付される。
(参考)国税庁インボイス特設サイトに掲載されている税理士向けの登録申請マニュアル等
●適格請求書発行事業者の登録申請データ作成マニュアル<税理士代理送信版>
●e-Taxソフト(WEB版)を利用した代理送信に関するよくある質問
●<インボイス制度>メールアドレス・宛名登録マニュアル
●<インボイス制度>登録通知データ確認マニュアル

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