7月29日、①「消費税の仕入税額控除の方式としてインボイス制度が開始されます」、②「適格請求書等保存方式の概要－インボイス制度の理解のために－」の資料が更新されています。例えば②では、インボイス制度への対応などに係る補助金として、「IT導入補助金」（会計ソフトや受発注システム等の導入に対する補助金）、「小規模事業者持続化補助金」（免税事業者が適格請求書発行事業者の登録を受ける場合の環境変化への対応の支援等をする補助金）の案内などが追加されています。

また、具体的にインボイス制度の対応方法を検討する観点から、適格請求書発行事業者の登録を受けるかの判断や、登録を受ける際の事前準備等の参考となる基本的な項目をまとめたチェックシートが掲載されています。

同チェックシートには、例えば、「登録を受ける場合の売手としての事前準備」のチェック項目の「適格請求書の写しの保存方法や売上税額の計算方法を検討しましょう」として、「写しの保存は、コピーに限られません。電子データや一覧表形式、ジャーナル、複写式の控えなども認められます」などと示されています。「登録を受ける場合の買手としての事前準備」のチェック項目の「受け取った請求書等をどのように保存・管理するか検討しましょう」としては、「請求書を、登録番号のありなしで区分して管理できるようにすることが重要です」などとされています。