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うちの経理部は海外取引に弱いんです!第30回 海外取引と消費税(10) 材料を輸入して役務を輸出する「加工貿易」に注意!

 税理士 伴 忠彦

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略歴 税務大学校教授、杉並税務署長、東京国税局国際課税担当統括官、国税庁国際企画官、東京国税局国際監理官、川崎北税務署長などを歴任、現在税理士・東京富士大学客員教授

〔前回(第29回)は №3727 (令和4年11月7日号)に掲載いたしました。〕

前回までしばらく、海外取引と消費税について見てきました。消費税は、企業や取引の規模の大小を問わず、国境をまたぐ取引があれば、課否に関する何らかの判定が必要になります。税率も高くなってきており、法人税や源泉所得税(源泉徴収)よ...