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会計検査院 相続等で取得した取引相場のない株式の評価方法の問題点を指摘

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会計検査院が11月6日公表した「令和5年度決算検査報告の概要」によると、相続等で取得した取引相場のない株式の評価方法が検査対象となり、類似業種比準方式の評価額は純資産価額方式の評価額に比べ相当程度低く算定されている旨の指摘があった。評価会社の規模が大きい区分ほど評価額は低く算定される傾向にあるなどとして、国税庁に対し取引相場のない株式の評価方法の検討が肝要と結論付けており、今後の当局の動きが注目される(4頁)。

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